■  薬剤師に向いている人とは?


皆さんは、薬剤師に向いている人と言われたら、どのような人を思い浮かべるでしょうか。たいていの人が、サービス性に富んだ、薬の知識が抜群にある人、と答えることでしょう。

そうです。薬剤師という仕事は、技術職でもあり、接客業でもあるのです。まず、技術職という側面においては、次から次へと来る処方箋を順番通りにさばいていくという技術が必要になってきます。

さらに薬剤師の仕事では主に、かけ算がメインとなるようです。例えば、3錠×7日分だと合計何錠必要かなどです。

これらは簡単なように思えますが、一日何百枚もの処方箋を対応していると、そのかけ算を絶対に間違えないようにするためには相当な集中力が必要となってくるそうです。

もしこれを間違えてしまったら、調剤過誤になってしまい、大問題になってしまいます。かけ算を間違えないように、ということを配慮しつつ、もう一つ必要なのは、知識を総動員することも必要であるようです。

知識とは、この薬とこの薬は一緒に飲んでも大丈夫か、副作用については、などです。ですから、薬についてのことをきちんと学ぶという向上心はもちろんのこと、ある程度は頭が回る人でないと仕事は勤まらないと言えるでしょう。う。

また、接客業という側面では、どのようなことが必要なのでしょうか。薬局で患者さんを相手にしていれば、様々な人に出会います。例えば、問診票を書くだけで怒り出す人がいたり、薬歴管理のために過去の服薬の経験を聞いていたら「なんでしゃべらなきゃいけないの!?」と怒鳴ってくる人がいたりします。このような色々な人達に対処できるような接客技術も必要でしょう。このことから、基本的に、接客業が好き、お客さんと話すのが好きな人が、薬剤師としてわりとうまくやっていける傾向にあるようです。

技術はあとからついてくるものです。つまり、薬剤師はサービス業だといったほうがふさわしいかもしれません。製薬会社の薬剤師やCRCやCRAといった職業もありますが、大半の薬剤師は薬局やドラッグストアに勤めています。